2006年 11月 07日
「上海の伯爵夫人」の補足映画情報 |
10月29日投稿の「冬の追憶No.23-27」の中で、俳優の真田広之さんが出演されています「上海の伯爵夫人」という映画のご紹介をさせていただきましたところ、アメリカ在住のブログフレンドのninuckey2さんが図書館で予約され、いち早くご鑑賞なさってくださいました。
アメリカでは図書館でDVDを借りることが出来るのですね。何だか羨ましい限りです。
ninuckey2さんありがとうございました。またninuckey2さんは映画鑑賞後のご感想も、「図書館DVD ~The White Countess~」(11月4日)というタイトルで投稿されています。よかったら、ご覧になってみてください。
という私もこの映画を鑑賞してみたいと思い、あちこちのシネマズをあたってみました結果、上映館が少ないということがわかりました。そこで本日の投稿では「上海の伯爵夫人」の映画情報を補足掲載することといたしました。
日本国内の上映館ですが、下記のページで確認することができます。
goo映画館の上映館情報 「上海の伯爵夫人」
また作品詳細情報・予告編、並びに真田広之氏やジェイムズ・アイヴォリー監督による単独
インタビュー等、それぞれ下記のページでご覧になることができます。ご興味のある方は、
ご覧になってみてください。
☆作品詳細情報 MSNエンターテイメント「上海の伯爵夫人」
☆映画予告編 goo「上海の伯爵夫人」
☆Yahoo映画「上海の伯爵夫人」 真田広之 単独インタビュー
☆Cinema Café net 『上海の伯爵夫人』 ジェームズ・アイヴォリー監督インタビュー
「上海の伯爵夫人」はイギリス・アメリカ・ドイツ・中国の4ヶ国による合作映画で、2時間
16分にも及ぶ大作。日中戦争勃発前夜の1930年代の混沌とした上海を舞台とした歴史
ドラマ。アイヴォリーとプロデューサーのイスマイル・マーチャントから脚本執筆を依頼された
のは、英国籍の日本人作家石黒 一雄氏(イシグロ カズオ)。残念ながら、原題となる小説は書かれていません。
映画の時代背景となったものは、同時期に上海租界でビジネスマンとして働いていた祖父の人生に多くの影響を受けたことがきっかけとなったと紹介されています。
石黒一雄氏と言っても、日本での認知度はいまひとつ。しかし英国においては、『カズオ イシグロ』として現代イギリス文学を代表する作家の一人として有名です。
彼は1954年、長崎県長崎市生まれ(現在 52歳)。5歳の時に両親と渡英、1983年にイギリスに帰化。‘82年頃から各種の文学賞を受賞し始め、1989年に『日の名残り』という小説でイギリス最高の文学賞ブッカー賞を受賞されました。
2000年には、戦前の上海租界を描いた『わたしたちが孤児だったころ』(原題: When We Were Orphans) を出版し発売と同時にベストセラーとなっています。そして2005年、最新作『わたしを離さないで』(原題: Never Let Me Go) を出版。2005年のブッカー賞の最終候補にも選ばれています。(※フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「カズオ・イシグロ」より一部抜粋)
「日の名残り」はイギリス国内だけでも100万部以上売れ、世界的なベストセラーとなりました。そして1993年に、小説と同じタイトルで英米合作により映画化。その時、監督を務めたのがジェームズ・アイボリー監督。
ということもあって、「上海の伯爵夫人」はアイヴォリー監督と作家石黒一雄氏によるコンビ2作目として注目を集めています。
小説「日の名残り」はイギリスの名門貴族に一生を捧げてきた老執事が自身の半生を回想し、職務に忠実なあまり断ち切ってしまった愛を確かめるさまを描いた人間ドラマです。老執事役はアンソニー・ホプキンスが主役を務められました。
「日の名残り」については下記のサイトにて、概要を確認することができます。
「日の名残り」Amazon
6月のお薦め本 「日の名残り」
以上が「上海の伯爵夫人」とイシグロ カズオ氏についての概略です。私ことjsbyも、明日の女性サービスデーを利用して鑑賞してくることにいたしました。
この物語を幅広く皆様にお読みいだだけたらと思い、下記2つの「ブログランキング」サイトに登録してみました。何か心に感じることがありましたら、クリックして
いただけますと嬉しく思います。どうぞ、よろしくお願い致します。
「人気blogランキング 詩、小説部門」
アメリカでは図書館でDVDを借りることが出来るのですね。何だか羨ましい限りです。
ninuckey2さんありがとうございました。またninuckey2さんは映画鑑賞後のご感想も、「図書館DVD ~The White Countess~」(11月4日)というタイトルで投稿されています。よかったら、ご覧になってみてください。
日本国内の上映館ですが、下記のページで確認することができます。
goo映画館の上映館情報 「上海の伯爵夫人」
インタビュー等、それぞれ下記のページでご覧になることができます。ご興味のある方は、
ご覧になってみてください。
☆作品詳細情報 MSNエンターテイメント「上海の伯爵夫人」
☆映画予告編 goo「上海の伯爵夫人」
☆Yahoo映画「上海の伯爵夫人」 真田広之 単独インタビュー
☆Cinema Café net 『上海の伯爵夫人』 ジェームズ・アイヴォリー監督インタビュー
「上海の伯爵夫人」はイギリス・アメリカ・ドイツ・中国の4ヶ国による合作映画で、2時間
16分にも及ぶ大作。日中戦争勃発前夜の1930年代の混沌とした上海を舞台とした歴史
ドラマ。アイヴォリーとプロデューサーのイスマイル・マーチャントから脚本執筆を依頼された
のは、英国籍の日本人作家石黒 一雄氏(イシグロ カズオ)。残念ながら、原題となる小説は書かれていません。
石黒一雄氏と言っても、日本での認知度はいまひとつ。しかし英国においては、『カズオ イシグロ』として現代イギリス文学を代表する作家の一人として有名です。
彼は1954年、長崎県長崎市生まれ(現在 52歳)。5歳の時に両親と渡英、1983年にイギリスに帰化。‘82年頃から各種の文学賞を受賞し始め、1989年に『日の名残り』という小説でイギリス最高の文学賞ブッカー賞を受賞されました。
2000年には、戦前の上海租界を描いた『わたしたちが孤児だったころ』(原題: When We Were Orphans) を出版し発売と同時にベストセラーとなっています。そして2005年、最新作『わたしを離さないで』(原題: Never Let Me Go) を出版。2005年のブッカー賞の最終候補にも選ばれています。(※フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「カズオ・イシグロ」より一部抜粋)
「日の名残り」はイギリス国内だけでも100万部以上売れ、世界的なベストセラーとなりました。そして1993年に、小説と同じタイトルで英米合作により映画化。その時、監督を務めたのがジェームズ・アイボリー監督。
ということもあって、「上海の伯爵夫人」はアイヴォリー監督と作家石黒一雄氏によるコンビ2作目として注目を集めています。
小説「日の名残り」はイギリスの名門貴族に一生を捧げてきた老執事が自身の半生を回想し、職務に忠実なあまり断ち切ってしまった愛を確かめるさまを描いた人間ドラマです。老執事役はアンソニー・ホプキンスが主役を務められました。
「日の名残り」については下記のサイトにて、概要を確認することができます。
「日の名残り」Amazon
6月のお薦め本 「日の名残り」
以上が「上海の伯爵夫人」とイシグロ カズオ氏についての概略です。私ことjsbyも、明日の女性サービスデーを利用して鑑賞してくることにいたしました。
この物語を幅広く皆様にお読みいだだけたらと思い、下記2つの「ブログランキング」サイトに登録してみました。何か心に感じることがありましたら、クリックして
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by jsby
| 2006-11-07 22:14
| 追憶 冬物語